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2020.02.28閏(うるう)年とオリンピック

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皆さんご承知のように、今年は4年に1回の閏年(うるう年)ですが、オリンピックの年でもあります。ただし、オリンピックは夏季と冬季がありますので、正確に言えば夏季オリンピックと閏年は同じサイクルで同じ年にやってきます。

現在私たちが使っている暦は「グレゴリオ暦」という太陽暦で、現在では世界中の国で使われおり、「かなり」正確な暦になります。「かなり」と書いた理由は、実際には太陽の周期とぴったりとは一致していないからです。

地球が太陽の回りを一回りするには、約365.24219日かかります。残念ながら365日ではありません。そのため、グレゴリオ暦では、1年の平均日数が、この日数に近くなるように4年に一度閏年を入れています。ズレを修正しているわけです。

しかしこの修正でも、グレゴリオ暦の1年と実際の1年との間には約0.00031日程度の差があります。そのため、数千年程度で1日のずれが生ずる計算になります。はたしてそのときにどのように修正をおこなうのかは、今のところはっきり決まっていません。私も皆さんも、この修正の時に存在していないでしょうし、世の天文学者もそんな先のことに関心はないでしょう。

先ほどオリンピックと閏年は同じサイクルで同じ年にやってくると書きましたが、もう一つ同じサイクルで同じ年にやってくるものがあります。ただし、オリンピックや閏年のようにありがたいものではありません。もっとも、閏年がありがたいものかどうかは、異論があるかもしれません。私の高齢の親類に、2月29日が誕生日の人がいます。先日、ある飲み会で自分は子供の頃、4年に1回しか誕生日を祝ってくれなかったと、いい年をして恨み言をいっていました。

さて、オリンピックや閏年と同じ年にやってくるありがたくないものは、マイコプラズマという肺炎です。そのため、オリンピック肺炎というニックネームもあります。ただし、マイコプラズマという可愛らしい名前(あくまでも私の主観です)の肺炎は微熱は出ますが、専用の抗生剤で比較的軽症で治ります。これに比べて、現在世の中を震撼させている新型コロナウイルスによる肺炎は重症化する可能性があり、厄介な病気です。まだ決定的な治療薬は確定されておらず、インフルエンザに比べて潜伏期間が長いのも厄介です。

いま私たちができる対策は、接触感染が大半ですから、なるべく人ごみを避け、マスクを着け、手洗いとエタノールによる消毒を励行することです。そんなこと言われたって、エタノール消毒薬もマスクも品切れで、やりたくても出来ないじゃないかと叱られそうです。確かに、そのお怒りはごもっともですが、今のところ、待つ以外にしかたがありません。なお、エタノール消毒薬を個人で作るのは難しいですが、マスクは手作りできます。作り方はネットでも紹介されています。たとえば、めんたいワイドで検索すれば分りますので、ご覧ください。

 

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