令和2年5月18日
お取引様 各位
株式会社東邦サービス
代表取締役 大野 秀人
弊社元従業員の不祥事に関するお詫びとお知らせ
拝啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
現在、コロナ禍における訪問の自粛に伴い、直接のお伺いが出来ず、このような紙面でのご報告になりますこと、平にお詫び申し上げます。
今般、既に県内全新聞社及びマスコミ報道にてご確認されていることと存じますが、2018年に弊社を退職した元従業員3名が、弊社退職時に大量の弊社機密情報を持ち出し、自身が立ち上げた新会社にてこれを不正に利用し、弊社に在籍していた派遣スタッフを同社に転籍させるとの話を持ち掛け、新たに派遣契約を締結し、多数の派遣先様と取引していたという事実により、不正競争防止法違反（領得・使用）の容疑で5月13日福岡県警に逮捕されました。
当時の状況と致しましては、弊社北九州支店管轄内でのクライアント管理業務に従事していた社員が支店長も含め順次退職するという異常事態では御座いましたが、彼らの虚偽の退職理由を信じ、また、日頃からプライバシーマークの認可を取得した上で個人情報への取り組み強化・教育にも最大限努めており、且つ競業避止規定等の明示を行う等最大限の情報管理策に努めておりましたので、このような犯罪被害にあう事自体、まさに痛恨の極みで御座います。
しかしながら、弊社お取引様にはこのような弊社元従業員の不祥事により多大なるご迷惑をおかけすることになりましたことこの場をお借りして心よりお詫び申し上げます。
今後はプライバシーマーク制度を包括管理するJIPDEC（一般財団法人 日本情報経済社会推進協会）との協議を進め、情報管理体制の見直し及び退職後の社員における情報漏洩防止策の徹底による再発防止に全力を挙げて取り組むとともに、事件の全容解明のために県警本部の捜査並びに検察庁へ全面的に協力して参る予定で御座います
今後、その過程におきましても、警察から新たなお取引様にとって重要な情報が開示されましたら、可及的速やかにご連携させて頂きます。
まずはご一報としてのご報告となり、大変恐縮では御座いますが、引き続きご理解とご協力の程、何卒、宜しくお願い致します。
また、本件に関するお問い合わせに際しましては、誠にお手数では御座いますが、PMS監査責任者 林（093-644-4801）までご連絡頂ければ幸いに存じます。
敬具
