健康に関する学び
~ヘルスプロモーションについて~
2026年9月 株式会社東邦サービス
はじめに
健康に関して100%完璧な人や、完璧になる人はなかなかいないものです。程度の差はあれ、多くの人が何がしかの不調を抱えている、あるいはすでに病を得ているなどが現実です。本日の研修では、「健康に関する正しい考え方や態度」、「健康に関する正しい知識」、「健康を根底で支えていること」の三点について概要を学びます。この学びを通じて、皆様の健康の維持・改善・増進に少しでも役立てていただければ幸いです。
①「健康に関する正しい考え方や態度」
世界保健機関(WHO)が提唱している「ヘルスプロモーション」という言葉があります。その意味は、「人々が自分の健康をコントロールし、改善(維持・増進を含む)できるようにすること」とされています。これは、健康であるということより、不調なら不調なりに健康をコントロールし、少しでも改善しようとする行動が重要であるという意味です。たとえどこかに「病い」があったとしても、その人はまだそれ以外に多くの「健康」な部分を維持しています。
病んでいる部分の改善に努めながら、健康な部分を使って仕事をし、生活を楽しむことは出来るのです。つまり、病気の改善をはかりながら、与えられた健康な部分を十分にいかして、よりよく生きることこそ、ヘルスプロモーションの状態にいるということになります。
②「健康に関する正しい知識」
①の観点を踏まえて、この研修では当社の実際の健康診断のデータをもとに、「有所見」(検査結果が基準値を超えていたり何らかの異常があると判断された場合)について、該当者が多い項目から順番に列挙し、原因と改善対策について整理したものを別表に提示しています。ここで取り上げた検査項目は、労働基準監督署が報告を義務付けている重要な健康診断項目であり、令和7年度の当社内の実際のデータなので身近に感じると思います。
是非これを参考に、改善対策を実行されることを期待しています。この行動が、「人々が自分の健康をコントロールし、改善できるようにすること」、つまりヘルスプロモーションの状態にいることにつながります。
※別表は、令和7年度の当社の健康診断実績に基づく実際のデータから、労働基準監督署が指定している検査項目を抽出し、有所見者数が多いものを上から順番に並べたものです。
診断の基準値、原因とリスク、改善対策について説明しています。ご自分の健康をコントロールし、改善するための参考にしてください。
③「健康を根底で支えていること」
別表の改善対策の欄をご覧になればわかるように、各診断項目で互いに類似した内容が書かれていると感じると思います。この類似した内容こそ、健康をコントロールし改善するために必須の基本事項ということです。必須の基本事項とは、食事と運動であり、さらに付け加えれば睡眠です。食事、運動、睡眠は生活の基本であり、これは言い換えれば皆さんの生活習慣ということになります。結局、生活習慣の改善が健康をコントロールし改善することに直結していることがわかります。生活習慣病という言葉が一般に使われていますが、生活習慣の改善こそ、ヘルスプロモーションに直結しているということです。
ぜひ、この機会に皆さんの生活習慣を見直していただきますようにお願いいたします。 以上
当社健康診断実績に基づく有所見者数上位の検査項目