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2019.09.09季節感(続)

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秋涼の候、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

と書きながら、まだまだ暑さが続いているのに何が「秋涼」だと叱声が聞こえてきそうです。もちろん、秋涼というより、「残暑」の方が適切だと私も思います。さらに、現時点では残暑というより酷暑の方がピッタリな日もありますし、これが実感です。しかし、時候の挨拶に使う言葉には月ごとに決まりがあり、例えば9月になると酷暑はもちろん残暑も使えないという慣例があります。

手紙を書くときに、意外と厄介なのが書き出しに使われる時候の挨拶です。気をつけないと、つい実感としての季節感をそのまま時候の挨拶に使いそうになります。そこで念のため書物で残暑が使えるかどうか確認したりしますし、どうしても残暑と書きたければ、「9月とは言え残暑が続いています・・・」と言い訳が必要で、面倒なこと限りなしです。暑いからストレートに暑いといって何が悪い、寒いから寒いといって何が悪いと言いたいところです。

一方、最近では手紙を書く習慣自体が激減していますし、時候の挨拶を省略することも多くなっています。それでも、結婚式の招待状やあらたまったイベントの案内文には、今なお形式に従った時候の挨拶が書かれています。

実質より形式を重んじる。これは日本文化の特徴で、一長一短がありますが、暦と実際の季節感に乖離が生じており、その乖離が年追うごとに大きくなりつつあることを踏まえれば、時候の挨拶文で使われる言葉も柔軟に使用できるようにする方がいいかもしれません。それに、日本列島は南北に長く、季節感も地域差がかなりあると思います。皆さんはいかが思われますか。

私自身、9月の暑い日に「残暑お見舞い申し上げます」という手紙を受け取ったことが時折ありますが、その通りだと思うだけです。汗を拭きながら読んでいるのに、知ったかぶりをして、常識がないと批判するような人にはなりたくありませんね。

ということで、あらためまして、「残暑」お見舞い申し上げます。

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